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    認知症日記-11/46 [2018/7/27] えっ、、、アルツハイマー型認知症と診断された


    ★事実を正確に伝える為には本来ならば総てあからさまに書きたいところであるが、お世話になった介護関係者の方々や近隣の方々の個人情報の問題もあるので固有名詞は架空のものにせざるを得ない箇所があることを最初にお断りしておきます。


    1. 2018/7/25-26

    7/14 認知症認定医いるK病院へ行くもMRIが無いのでZ病院へ紹介状を
    7/20 Z病院に行くも、別の日にMRI予約を入れろと言われ
    7/24 Z病院MRI検査


    この間、母にはちゃんと認知症検査とは説明できず、母は機嫌を損ねることが多かったし、何度も言い合いになった。
    あたしはどこも悪くない」何十回聞いただろうか。
    認知症じゃなくたって9種類もの薬を処方されているというのに。
    しかし、言い合いになった十分後には「なんか食べに行こう」と言い出す。
    これは機嫌が直ったというよりも、言い合ったことを忘れてしまった短期記憶の欠落そのもの。と今はわかる。

    そもそも認知症じゃなかったら9種類の薬の内容が気になるだろう。
    本当に糖尿病になってしまってからのリスクを医者から指摘され、食事制限もしていただろう。
    そもそも認知症じゃなかったら、説明もされずに新しい検査をしろと言われても、納得しないだろう。

    機嫌が直ったんじゃなかった証拠があちらこちらにあった。

    でも、何度も書くように、自分たちで病院へ連れて行きながら、
    認知症ではありません」と診断されることを疑っていなかった
    だから本やネットで認知症を調べること、をこの前日までしていなかった。
    つまり、私と妻、弟には認知症への基本的知識を持っていなかった

    知らないから、症状が出ていても、我々家族自身が認知症と思っていなかった
    もし少しでも調べていたら、明らかな症状を発症していたと分かったはずだ。
    母の症状は典型的だった。

    2. 2018/7/27、えっ本当にアルツハイマー!?

    「ここが海馬と呼ばれる記憶を司る場所です」
    聞いたことあるぞ。海馬

    医師の声の抑揚からは結論を推測できなかった。
    前回の時と同じように静かで落ち着いている。

    「この海馬の周りに黒い部分が見えますが、これは海馬の収縮による空洞です。
    典型的なアルツハイマー 型認知症と診断されます」

    感情を廃し、抑揚をつけないまま医師は淡々とそう言い切った。

    医師の目の前には母が座っており、母も自分の目で自分の脳のMRI画像を医師が指差すままに見ていた。
    表情に変化はない。
    聞こえていないのか。
    理解ができないのか。

    私は母の横に座り、妻は後ろに座っていた。
    母の表情が変化しないことを見ながら、私自身予想していなかった、あまりに重大なことを宣告されてしまったので、瞬間何も頭に浮かばなかった。

    「盲腸です」手術か、薬か、決めなくちゃいけないですね。
    「ギックリ腰ですね」電気治療か、リハビリか、どうしましょう。
    「認知症です」・・・・・どうしたらいいのか、皆目知らなかった

     時間にしたらほんの一瞬だっただろうけれど、頭の中が空白だった。
    「え、本当に認知症なの」
    なんか他に「でも」とか「しかし」とか救いの言葉は続かないの?

    アルツハイマー型と命名までされた。
    目の前のMRI画像には医師の指摘通り、素人目にも海馬と指された部分の周辺が黒々としている

    カーテンの奥で看護師さんがパタパタと行き来する音と何かの機械音しか聞こえない。
    医師の言葉は終わったらしい。

    「あの、それでどうすれば・・・」
    「はい。基本的にはこちらではなく、主治医はK病院のK先生ということでいいですね?」
    「あ、はい」
    「今日の画像と診療情報をお渡し致しますので、K病院へお持ちになってご相談頂くことになりますが、残念ながら現在のところ認知症を完治することはできないとされています。薬が数種類ありますので症状の進行を遅らせるという治療方針になるかと思います」

    完治しない。
    進行を遅らせる。だけ。

    「はぁ」

    2. タクシーの車中

    新たな鍵穴をつけたのに何度も古い鍵穴に新しい鍵を差し込んで開けようとしている。

    財布に万札ギッシリ

    一月から二階に上がっていない模様

    以前使えていた携帯が全く使えなくなった。前なら取扱説明書を読む、docomoショップに自分で聞きに行く、とかしていたのに今はそれもせず、ただやり方が分からない、の一点張り。

    甘いものばかり食べる

    濃い味ばかり好む、醤油、塩分

    今の話を話すことなく、同じシチュエーションで毎回同じ昔話ばかり

    動作、歩行がここ一年でも極端に遅くなった

    3. 自動的にベルトコンベアに乗せられる

    1・MRI画像から「アルツハイマー 型認知症」と診断され

    2・MRI画像と診断情報を受け取り

    3・Z病院の1階にある「医療介護相談センター」へ案内された。

    4・「地域包括支援センター」に行った。

    5・午後遅くにK病院に行き、MRI画像と診断情報を渡し、
    アルツハイマー 型認知症と診断された」と告げ、今後の治療につき相談

    6・薬局で処方箋を出した。薬が9から10種類に増えた

    これが2018/7/27たった1日にやらされたこと

    (次回に詳しく書いていきます)


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