認知症

認知症-25「注文をまちがえるゆいまーるな喫茶店」

 認知症介護についての本(Kindle版)出しました
母が認知症、家族はボロボロ: 〜親が認知症を発症したら家族に襲いかかる100のこと〜
母が認知症、家族はボロボロ: 〜親が認知症を発症したら家族に襲いかかる100のこと〜 [Kindle版]
著作:手尾広遠、表紙:大山あさこ、発売:ドルフィン・パブリッシャー

注文間違いも 温かく見守り 認知症の人働く「喫茶店」
(2019/8/10)『琉球新報』より

「ゆいまーる」は、

「ゐーまーる」ともいう。ユイ(結い、協働)+マール(順番)の意で、順番に労力交換を行なうこと、相互補助と訳される。
「Weblio辞書より 」

上に掲げている自分の本でも触れた『注文をまちがえる料理店』のコンセプト全国でも実施されているようだ。

 私が本書の最後で強調したのは、認知症の人を隔離するばかりではなく、社会との接点の場が広がることだった。

 言わずもがなだが、認知症罹患者のみならず要介護者すべてについてであり、個々人の状態、症状によるということは理解した上で書いている。

注文をまちがえる料理店

小国 士朗/あさ出版

  さて、私の大好きな場所、沖縄県宜野湾市で今月8日「味噌屋がつくった骨汁専門店まかない家」で、「注文をまちがえるゆいまーるな喫茶店」が行われた。今回で3回目だという。

  時折注文を聞き忘れたり、配膳を間違えたりする姿に、他のスタッフや客は優しく見守り、店内は笑顔に包まれていた。

「頼んだものは別だったけどおいしかった。普段なら嫌な気持ちになるけど、ここでは間違いも楽しい」と気分を穏やかにする寛容さや優しさの大切さをかみしめていた」
(2019/8/10『琉球新報』より  

確かに普通なら自分が注文したものが間違えて運ばれれば、嫌な気分になるし、荒っぽい人なら「責任者を呼べ」とでもなってしまう事態を、最初から「間違えるかもしれませんよ」宣言することで、客側が寛容な気持ちで受け止められるという健常者側への効果もあるのかもしれませんね。

(記*手尾広遠)

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