認知症

認知症28-認知症による行方不明者が年々増加しています

平成30年の行方不明者数は87,962人、そのうち認知症の行方不明者数は16,927人であり、全体の19.2%を占めています。行方不明者全体数はほぼ横ばいですが、認知症の行方不明者数は年々増加し、平成29年に比べて1,064人増えています。

(2019/8/13)『認知症ねっと』より

衝撃的な数字だ。
地方に行くと、「⚫️⚫️さんのお爺ちゃ~ん」と徘徊している認知症罹患者を探す軽トラを見かけることがあるという。
話してくれた人は「そこらじゅう大騒動になるわねぇ。ま、行くとこは知れてるから見つかるからいいものの」と笑って話を閉めた。
そういうものか、でも、ゴミゴミした都会の中に潜り込んでしまったら、探すのも限度あるよなぁと思って聞いた。
やはり、見つからない人の数が増えている。徘徊は、財布や携帯、バッグなど身分が辿れそうなものを持たず、いきなりふらふらと出てしまうというから、善き人か警察かに保護されれば、探している家族に連絡がつくこともあろうが、今日びフラフラ歩く老人にいったいどれほどの人が近づくだろうかと想像すれば悲観的にならざるを得ない。


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認知症の人にとって道に迷うということは、非常にパニック状態であると同時に、著しく体力を消耗します。所在の確認までの期間は短いですが、思った以上に長い距離を歩いていたり、遠くへ移動していることもあります。 徘徊を予防するために、ドアに鈴をつけたり、門にセンサーやカメラをつける、衣服や持ち物にGPSをつける、QRコードをつけるなど様々な工夫が行われています。

(2019/8/13)『認知症ねっと』より

 うちの母親は、昨年2回、行くべき場所に
約束の時間に着いていない
と連絡を受け、携帯の
GPSで(最初は行こうとして出たから財布も携帯も持って出たけれど、途中でどこへ行くのか分からなくなったみたいだ)探すと、全然逆方向の場所で何分経っても動かない。

 普通、道に迷ったならば、乗る電車を間違えたのならば、その辺の人か交番にでも行って聞くだろう。
それが健常者の「うっかり」間違えた場合ならば。
 しかし、認知症を患っているから、 
・どこへ行くために家を出たのか思い出せない 
・次にどうしていいのか分からない 
・今いる場所がどこだか分からない、状態に陥っていたのではないだろうか。 
  あの時は本当に焦った。離れた場所にいたから、駆けつけたとしてもその間に動かれたかアウトだし。
 幸い、携帯を持っていたから、電話すること数回(最初は電話しても出ない、3回目からは出ても言葉が出ない)メールを入れること3回、で、やっと自分が行く場所を思い出し、「タクシーに乗って行きなよ」と伝えることが出来た。
 大幅に遅刻したものの、約束の場所に行くことは出来た。
もう、これはいつ徘徊に発展してもおかしくない。 
本当に毎日、ドキドキだった。
 ミスをしたらリカバーしようと出来ないところが、「自覚がない認知症」特有の「いったい何が何だか分からない」状態に陥ってしまうのだろうな。

 700万人とも1,000万人とも日本国内の認知症患者の予測が出ているが、このままだといったいぜんたいどんな状況になっちまうんだろう!?
 ついさっきも、介護に疲れて認知症の母を殺した息子のニュースを報じていた・・・

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